5月1日(土)4月に読んだ本
4月は9冊、まあまあかな
初めて読んだ温又柔さんがとてもとてもとても良かった。
あと小麦の法廷も凄く面白かったの、
で、この作者の木内一裕さんがあのビーバップハイスクールのきうちかずひろさんだと初めて知った4月です。
4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2538
ナイス数:934
クララとお日さまの感想
旧型B2型のAIロボットのクララとジョジーの物語。ジョジーの幸せを願う健気なクララ。それに比べて人間のエゴというか私利私欲というか…。太陽が神と信じるクララの清さは本来人間のあるべき姿なんじゃないかな。子どもは時にとても残酷だったりする。2021.03.15
読了日:04月30日 著者:カズオ・イシグロ
ママナラナイの感想
10話の短編集。そうね、世の中ままならまいことばかりね。2020.10.20
読了日:04月29日 著者:井上荒野
俺と師匠とブルーボーイとストリッパーの感想
寒いのも嫌いだしネズミもヤダぁ~って思いながら読んでました。でもそれ以上に感じるあたたかさ。ラストでは『師匠~』って涙してました。2021.02.26
読了日:04月24日 著者:桜木 紫乃
ははのれんあいの感想
母になって別人のようにたくましくなった由紀子。仮に智久の仕事が順調だったら二人は上手くいったんだろうか。家族のかたちは色々あってもいい。それにしても今どき智晴くんみたいないい子いる?2021.01.28
読了日:04月18日 著者:窪 美澄
六人の嘘つきな大学生の感想
就活。これはもうご縁でしかないから。紙一枚と数分の会話だけで正しい判断なんて出来るわけないんだから。試されるような面接はイヤだな。2021.03.02
読了日:04月16日 著者:浅倉 秋成
ラストは初めから決まっていたの感想
大失恋したてのことり、恋愛小説を書くっていう大学の講座で一緒になった熊野涼介との新しい恋愛。失恋、恋愛、あ~若いっていいな~。2021.01.06
読了日:04月15日 著者:小手鞠 るい
魯肉飯のさえずり (単行本)の感想
温又柔さん初読み。山本真澄さんの装画に惹かれて手にしたこの作品とても良かったです。ずっと心に残るであろう素敵な作品でした。ホントとっても好きな感じ(何回も言いたい位好み)桃嘉と雪穂、互いを思いやる母と娘に涙、二人を優しく温かい眼差しで見守り茂吉さん、なんて魅力的なんだろ。『ことばがつうじるからってなにもかもわかりあえるわけじゃない』2020.08.25
読了日:04月10日 著者:温 又柔
ギザギザハートのアスペルガーの感想
自閉症スペクトラム障害 アスペルガー症候群のご本人と精神科薬カウンセラーの筆者の手記。淡々と描かれる文章に生きづらいなんて言葉じゃ軽すぎるよねって思わせるものがあった。出会いは大事。2020.12.25
読了日:04月09日 著者:臼井志乃
小麦の法廷の感想
フリーの新米弁護士、小麦がいい!お父さんが何をしたのかも気になるし二人で一緒に難題に立ち向かう姿も見てみたい、続編希望。途中ちらっと出てきた前歯上下合わせて3本呂律が回らないに、横山弁護士が思い浮かんで懐かし~。年がばれますね。2020.11.02
読了日:04月08日 著者:木内 一裕