日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

10月1日(日)9月に読んだ本

9月はなんといっても太田愛さんでしょう。

評判いいですよね、そんで評判通り面白かったです(*'︶'*)☆*°

『天上の葦』『幻夏』

 

 

 

 

9月の読書メーター
読んだ本の数:14



天上の葦 下天上の葦 下感想
読んで良かった!と思える凄い作品でした。戦争を体験した者の想い、メディアによる簡単な情報操作、公安の汚い手口。負けんな~って知らずに力入っちゃってました。物事を見極める目を持たねばと…上巻にあった軍医長、堂本の言葉『戦争になれば一番安いのが兵隊の命だ』他人事ではないから2017.02.18
読了日:09月29日 著者:太田 愛

 


天上の葦 上天上の葦 上感想
元産科医である正光秀雄の謎の亡くなり方を調べる鑓水と修司、そして相馬は失踪した公安の山波孝也を追います。そこにどんな繋がりが…感想は下巻へ。2017.02.18
読了日:09月29日 著者:太田 愛

 


悪女の品格 (ミステリ・フロンティア)悪女の品格 (ミステリ・フロンティア)感想
母親は女優、父親は携帯会社社長 両親が有名人のめぐみ。学生時代はターゲットを決めていじめ倒し、大人になってからは条件のいい男性と何股も。そんなめぐみが誰かに狙われるように…。『二回目の人生だとおもってもう一回生きてみようか』全てを失くしためぐみは品のある悪女になれるのかい。2017.07.28
読了日:09月25日 著者:辻堂 ゆめ

 


新任刑事新任刑事感想
途中までは難儀だった。警察組織の関係性の説明が何だかとても長く感じて…でもいよいよ指名手配犯である渡部美彌子を追うゾってあたりからは一気にいけました。交番勤務だった原田貢が刑事一課に大抜擢されて、でもそんなに活躍しないじゃん、って思ってたら最後にドーン!でした。2017.05.30
読了日:09月23日 著者:古野 まほろ

 


牛丼愛牛丼愛感想
完璧な人なんていないから、ダメなとこみんなあるから、でもね恵みたいな女の人大キライ。こんな女と一緒に働きたくな~い。婚姻届けに捺印した印鑑を記念の宝物にする、たとえ100均で買った印鑑だとしても大事なハンコ。そんな店長さん夫婦がなんだか凄く素敵だな~って思った。2014.01.25
読了日:09月21日 著者:小野寺 史宜

 


あなたの隣にいる孤独あなたの隣にいる孤独感想
医者にかからないように健康に気をつかい リサイクルショップで1年遅れの教科書を買って独学、秋吉と周東との出会いで救われる戸籍のない少女。母親がやったことは納得のいくもんじゃないけど玲菜がいい子で良かった。2017.06.25
読了日:09月18日 著者:樋口 有介

 


舌の上の君 (JUMP j BOOKS単行本)舌の上の君 (JUMP j BOOKS単行本)感想
【第2回ジャンプホラー小説大賞 編集長特別賞】クリヤ・ケイが迷い込んだその国は思いもよらない文化を持つ国だった。愛するアイサを助けようとするケイ、ケイに調理されたいと願うアイサ、2人の運命は…。『食葬』肉と骨 内臓に血液 皮膚 爪 歯……全てを調理するそして……衝撃的。うわ気持ちわるーって思いながら最後まで一気に読んじゃった。2017.06.24
読了日:09月15日 著者:ヰ坂 暁

 


ナラタージュナラタージュ感想
【再読】多分10年振りくらいかな?まず、小野君との恋愛や柚子ちゃんの出来事をすっかり忘れてる自分に驚いた。そして葉山先生とのこと、切ない想いに涙したような覚えがあったんだけどな…あれれ?ちょっとちょっとそれはないんじゃない葉山先生?ずるーい!ひどーい!ちっとも涙なんて流れなかった再読。私も歳をとってしまったんだな、な再読。2005.02.25
読了日:09月13日 著者:島本 理生

 


俺たちはそれを奇跡と呼ぶのかもしれない俺たちはそれを奇跡と呼ぶのかもしれない感想
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」みたいな題名だなぁと思って手にしました(笑)カリ、カリ、カリカリ…眠りから目覚めると知らない誰かの体になっている俺。若い女性だったり中年男性だったり様々、何故何の為にこんな奇妙な事が繰り返されるのか それぞれの繋がりが徐々に明かされて先がきになって一気読みでした。「♪新しい日々をつなぐのはぁ~新しい君とぼくなのさぁ~」ある意味LOVE&PEACE!2017.07.20
読了日:09月12日 著者:水沢 秋生

 


君が夏を走らせる君が夏を走らせる感想
金髪の高校生男子、大田君が1歳10ケ月の鈴香ちゃんの子守りをします。あ~なんて温かいんだろ。鈴香ちゃんが一生懸命いないいないばぁ!をする所とか2人でおにぎりギューギューするとこなんて もうたまんない。。。2017.07.30
読了日:09月10日 著者:瀬尾 まいこ

 


満月の泥枕満月の泥枕感想
姪っ子の汐子と二人古いアパートで暮らす凸貝二美男。ご近所さんを巻き込んでの頭蓋骨事件、ホントはどうだったっけ?って、どたばたを忘れちゃう位にしんみりなラスト、剛ちゃんの告白。汐子の明るい関西弁が余計にジーンとくるなぁ。2017.06.15
読了日:09月09日 著者:道尾 秀介

 


ニュータウンクロニクルニュータウンクロニクル感想
『若葉ニュータウン』という巨大な人工都市。第一期の入居が始まった1971年から2021年までの連作短編。バブルや震災を経てこの街で暮らす人達の繋がりがなんだかとても温かい。『町もそして人も<いのち>を繋いでいくんだ』2017.07.20
読了日:09月04日 著者:中澤 日菜子

 


幻夏 (単行本)幻夏 (単行本)感想
誘拐事件現場に残されていた【//=|】それは相馬にとって忘れられない23年前のある夏の出来事と繋がる暗号だった。「一度疑われたら、やっていようがいまいが、どうあっても犯人にされてしまう。」簡単に犯人に仕立てあげる警察のやり方、そんなバカな事があるか!権力のものを言わせるこんなやり方がまかり通っていいわけがない。2013.10.30
読了日:09月02日 著者:太田 愛

 


踊れぬ天使 佳代のキッチン踊れぬ天使 佳代のキッチン感想
佳代のキッチンシリーズ3作目。どんどんお節介やいて、みんなが幸せになると次の街へ…。今回は金沢、静岡、佐渡島、群馬、山形、北海道。住職の「こうでなければならない、という思い込みをなくせば許す許せないという気持ちもなくなる。」なるほど~。2017.05.20
読了日:09月01日 著者:原宏一