日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

6月に読んだ本

6月は23冊でした。

漫画本があったからね💛

 

『エミリの小さな包丁』がとても良かったのと

あとやっぱり小野寺さんが好きだなぁ~

7月は直木賞候補作を読みましょう☆

 



さんぽみち ほのぼのログ another storyさんぽみち ほのぼのログ another story感想
4組のカップルの優しい恋愛物語。恥ずかしくなるような甘々な会話に少女漫画を読んでいるような印象でした。2016.04.23
読了日:6月28日 著者:藤谷燈子
ニセモノの妻ニセモノの妻感想
真っ暗なマンション・ニセモノと一緒に本物を探す・坂ブーム・夫さん!炸裂の断層。4つの不思議な夫婦の話。『坂』が一番好みかな、「あなたとは傾きが違うみたい・・・」不仲の理由が傾きが違うってなんだか面白い。2016.04.20
読了日:6月26日 著者:三崎亜記
FEEDFEED感想
生活保護受給者や家出少年少女ばかりが集まる問題だらけのシェアハウスで出会った綾希と眞実。2人の少女がたどる別々の道、第6章での対称的な描写が切なかった、季枝、陸と出会えた綾希はほんとラッキーだったと思う。グロくて不快なんだけど、今もどこかで起きているようなリアルを感じた。2016.05.20
読了日:6月25日 著者:櫛木理宇
さよならクリームソーダさよならクリームソーダ感想
読みやすいので一気読みでした。美大の先輩後輩で同じ寮に暮らす友親と若菜、家族との色々を抱えてるっていう共通点がある2人。他の方もおっしゃる通りで柚木若菜、寺脇友親、龍ヶ崎由樹、名前を見ただけじゃ性別の判断がつかない登場人物たち…。額賀澪さん4作目、今回は尾崎ですか~。2016.05.25
読了日:6月24日 著者:額賀澪
バラカバラカ感想
放射能警戒区域で発見されたバラカ。大人達の利己主義に翻弄された少女の話。正直どうしてそこまでバラカが追いかけ回されるのかが良く分からなかったし、あれだけ追われてた割にエピローグでは大人になったバラカがいて、なんだか拍子抜けだった…。はい私の読み込み不足です。出版社に勤める沙羅、テレビ局に勤める優子、40を過ぎたこの2人の浅はか過ぎる行動に、同じ女性として悲しかった。2016.02.29
読了日:6月22日 著者:桐野夏生
小説王小説王感想
編集者の俊太郎、売れない作家の豊隆、同級生のこの2人が手を組んで最高の作品を作り出す熱い物語です。有名女優、大御所作家、編集長、2人の奥さん、周りのキャラもとても魅力的でした。みんなが大絶賛の『エピローグ』読んでみたいなぁ~2016.05.15
読了日:6月20日 著者:早見和真
コーヒーが冷めないうちにコーヒーが冷めないうちに感想
『フニクリフニクラ』過去に戻れるという都市伝説のある喫茶店。コーヒーが冷めないうちに帰ってこなくちゃいけません。恋人・夫婦・姉妹・親子、最後の親子でウルウルでした。私にも過去に戻ってもう一度話したい人がいます。2015.12.06
読了日:6月17日 著者:川口俊和
蛇の道行蛇の道行感想
戦中戦後、生きていく事に精一杯だったであろう激動の時代。満州で父を亡くし孤独となった幼い立平はトモ代と一緒に命からがら日本へ。きわ・章一、複雑な人間関係、生きて行く為に犯す罪、それが時代のせいなら悲しすぎです。2016.03.29
読了日:6月16日 著者:加藤元
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
文庫本にて再読。4年ぶりに読んでもやっぱり変わらずきゅんきゅんでした。樹が戻ってきてから、またいなくなっちゃうんじゃないかって不安になってメールと電話…そんなに簡単には行かないっていうさやかの心情がリアルだなと。こんなに傷つけて樹悪いよ。
読了日:6月15日 著者:有川浩
小やぎのかんむり小やぎのかんむり感想
物凄く可愛い装丁と優しい物語、この感じ大好きです。夏芽と雷太は未熟な両親と離れて「宝山寺」でひと夏を過ごします。お寺の穂村さんや美鈴さんに見守られながら葉介や後藤さんと生活していくうちに2人が癒されていく姿が良かったです。とっても沁みました。後藤さんがね、いいですね。痛いの痛いの飛んでけ~!うたをうたうといいよ。かなしいときはね。2016.04.25
読了日:6月15日 著者:市川朔久子
ままならないから私とあなたままならないから私とあなた感想
『レンタル世界』レンタルしてまで取り繕う必要性ってなんだ?表題作は2人の女の子が女性になるまでの13年間の話。価値観の違い、どっちも分かるけど、どっちもちょっと違う・・・自分の価値観を他人に押し付けるのは一番ダメな事。ままならないからこそ、そこを認め合っての親友。2016.04.10
読了日:6月14日 著者:朝井リョウ
エミリの小さな包丁エミリの小さな包丁感想
月と風鈴とおじいちゃん。おおいに泣かされましたよ、おじいちゃんに。ちゃんと見守ってくれる人がいるって最強です。「自分の人生の価値は自分で判断すること。」深いお言葉です。『つらいときは鼻歌を歌おう、世界は変えられなくても気分をかえることなら出来る。』@鉄平。森沢明夫さん、ハズレ無し。2016.04.30
読了日:6月14日 著者:森沢明夫
僕だけがいない街 (8) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (8) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (7) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (7) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (6) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (6) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (5) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (5) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (4) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (4) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (3) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (3) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (2) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (2) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)
読了日:6月13日 著者:三部けい
いとの森の家 (一般書)いとの森の家 (一般書)感想
田舎に家を建てて都会から引っ越してきた小学生加奈子の家族と村の人達とのほっこりあったかい1年間の物語。田舎の四季とハルさんとの交流が加奈子にとってはとてもいい経験だったんですね。永遠に続けばいいなと思うほどに特別に濃厚な1年。『物語が息をする・・・』ってセリフが印象的でした。2014.10.28
読了日:6月7日 著者:東直子
オレンジ・アンド・タールオレンジ・アンド・タール感想
『オレンジ・アンド・タール』は友達が屋上から落ちた現場に居合わせたカズキ・コミ・モリヤの3人、友達の死にトラウマを抱えた少年達目線での話で『シルバー・ビーンズ』はカズキが慕うトモロウ目線の話。トモロウ自身宇宙が狭いというか、必死にもがいてるというよりはあきらめに近いように感じた。薄っぺらなようでいて実は深いのかそれともペラペラのままなのか…。あたしはシルバー・ビーンズの方が好みでした。どうも文庫本のあとがきが若林さんらしくそっちも読んでみたいです。2000.05.01
読了日:6月6日 著者:藤沢周
ひりつく夜の音ひりつく夜の音感想
音楽教室でクラリネットを教える下田保幸はちくわパンを食べながら細々と質素な生活をおくっていた。ひょんなことから音矢と出会い音楽熱を取り戻していくんだけど…これが全然情熱を感じないのです。けどその静かで淡々と進む感じが逆にとても良かったなと。中年はこんな感じが丁度いいのです。ちょい役だけど弁護士の岸忠義先生が気になります。お父さんも弁護士さんで名前が道義だって、チュウギとドウギ。最高!あたし小野寺史宜さんと相性いいかも。2015.09.20
読了日:6月4日 著者:小野寺史宜