日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

10月に読んだ本

 

10月は『つかのまのこと』が良かった。私は柴崎さんのどこにでもある日常のちょっとした不思議感がとても好きです。フワフワユラユラ心地よかった。写真とのコラボが売りなんだろうけど、写真いらない(笑)

 

 

 

 

 

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3489
ナイス数:1227

 


つかのまのことつかのまのこと感想
何とも言えない心地よさ。読んでる最中も読み終わってからも 霊になったかのようにフワフワ漂ってる感じです。霊にもなれちゃう、これが読書の良きところ。2018.08.31
読了日:10月29日 著者:柴崎 友香,東出 昌大

 


罪人が祈るとき罪人が祈るとき感想
11月6日中学生Sが自殺、その一年後Sの母親も自殺、11月6日の呪い。ふぅ~どうすれば良かったのかな?人を傷つけて平気なのは育った環境なのかな?こういった作品を読むと私は加害者側に気持ちがいってしまうことがある。いじめを苦に命を絶ってしまった子を救うことは出来なかったんだろうか、と思うと同時に、いじめる子を救う術はなかったんだろうかと…2018.03.25
読了日:10月28日 著者:小林 由香

 


母のあしおと (単行本)母のあしおと (単行本)感想
道子さんの人生をさかのぼる連作短編。女の人生です。平々凡々な私にだってそれなりに色々あっての今なわけで、あとどれくらいの時間が残ってるのかは分かんないけれどきっとまだまだ色んな事がおきるんだろうな~。2018.08.30
読了日:10月23日 著者:神田 茜

 


風に恋う風に恋う感想
吹奏楽で全国をめざす高校生の青春小説。部活と勉強の両立、パート内での代表争い、悩みながらも団結していく姿はキラキラ眩しかったです。そしてなんだか嬉しかったポイントは大会会場が新潟のりゅーとぴあだった事と、BUMPと天体観測の名が出てきた所。「屋上のウインドノーツ」でも出てきたから、額賀さん絶対BUMP好きだよね?私、中学三年間吹部でした。だけど今思うと目標も理想もない部員だったなぁと…2018.07.15
読了日:10月21日 著者:額賀 澪

 


骨を弔う骨を弔う感想
あの時みんなで埋めたのはいったい何だったんだろう?小学生時代を一緒に過ごした 豊、哲平、正一、京香、真実子、そして琴美。それぞれの人生を振り返りつつあの時の真相を探っていきます。後半、豊の父親の存在感がグイグイと…頼もしい存在になってました。2018.07.03
読了日:10月20日 著者:宇佐美 まこと

 


ふたりぐらしふたりぐらし感想
つくづくそう思う、幸せのかたちなんて人それぞれなんだよなって、ふたりで築く日々の生活、互いになくてはならない存在になる、ふたりだけの幸福論。2018.07.30
読了日:10月17日 著者:桜木 紫乃

 


大人は泣かないと思っていた大人は泣かないと思っていた感想
題名もいいし『あの女は柚子泥棒だ』の書き出しも最高。農協職員の時田翼、何かをあきらめた様に生きているのではなく、彼は物凄く懐が深いんだと思った。私的にお菓子作りを趣味としている人はキチンとした人に違いないって思ってる。泣けるし笑えるし、だって『お酌警察』って…(笑)もう最幸の読後感です。2018.07.30
読了日:10月15日 著者:寺地 はるな

 


MUSICA(ムジカ) 2018年 10 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2018年 10 月号 [雑誌]感想
フォーリミ‼GENの半生を語る、彼の人となりをちょっと知れたような気がして喜んでる変なおばさんは私です。
読了日:10月13日 著者: 

 


MUSICA(ムジカ) 2018年 09 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2018年 09 月号 [雑誌]感想
表紙巻頭はクリープハイプ尾崎世界観によるアルバム曲の手書きの歌詞がちょいちょい面白い。誤字脱字も手書きならではです。そして東京世界観は今回が最終回。
読了日:10月13日 著者: 

 


MUSICA(ムジカ) 2018年 08 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2018年 08 月号 [雑誌]感想
表紙巻頭は BUMP OF CHICKEN。最近はタイアップ曲ばっかり。
読了日:10月13日 著者: 

 

 


夜空に泳ぐチョコレートグラミー夜空に泳ぐチョコレートグラミー感想
女による女のためのR-18文学賞。生きずらそうな人が集まった連作短編。みんな必死で生きている。それはホントに素敵なこと。R-18は はずれがないね。2017.08.20
読了日:10月08日 著者:町田 そのこ

 


絵金、闇を塗る絵金、闇を塗る感想
妖の絵師、絵金。幕末の有名人が沢山登場してきたお陰で最後まで飽きることなく読むことができました。絵で他人の人生をも変えてしまうだなんて。2018.07.05
読了日:10月07日 著者:木下 昌輝

 


キリの理容室キリの理容室感想
『いつも誰に対しても変わらないのが一番…お客様に接する態度や仕事のやり方にムラがあるのはいけない。常に笑顔それがプロ…』どの仕事にでも言えることですね、簡単なようで難しい。顔そりが気持ち良さげでした~2018.05.22
読了日:10月05日 著者:上野 歩

 


炎の来歴炎の来歴感想
凄く引き込まれてしまいました。手紙の人が亡くなってから深く考えた愛と平和と真実。最後は自らの意志で手紙の人と同じ結末を選ぶ、肉体の死。私は戦争を知らない大人、流しに溜まる汚れた食器や乾かない洗濯物だけが結婚生活じゃないはず、日々の小さなことに幸せを見出し生活することが私にとっての平和。あとがき読んで納得『アップルソング』が好きな人はこれも好きなはず。2018.05.20
読了日:10月02日 著者:小手鞠 るい

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