日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

12月1日(金)11月に読んだ本

11月は13冊、うち小説はたったの9冊。

 

柴崎友香さんの文章がとても好きだと確信した「千の扉」が良かった。

再読したソラニンはやっぱり泣けた。

 

 

 

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3715
ナイス数:772

 



ジゼルジゼル感想
面白かったです。華やかなバレエの世界、同期の仲間もひとつの役をめぐっては最大のライバルで、そこに渦巻く激しい嫉妬心、演目が「ジゼル」に決まってから連続しておこる事件?事故?それとも呪い?少しづつ明らかになる15年前の事件の真相、もぉ~目が離せませんでした。2017.10.01
読了日:11月27日 著者:秋吉 理香子

 


森へ行きましょう森へ行きましょう感想
この出会いがなければ母としての今の私は存在しないのかもしれない。別の場所に住んで全く違う仕事に就いているもう一人の私がいるのかも。あなたは今幸せですか?まだまだ若い。けれどけっして若くはない。これから行く森はどんなだろう。500頁一気読み、ルツにも留津にも他のるつさん達にも同じ女性として思う所がたくさんでとっても良かったです。2017.10.10
読了日:11月25日 著者:川上 弘美

 


ホワイトラビットホワイトラビット感想
現実離れした人質立てこもり事件、存分に楽しませてもらいました。真面目に不真面目みたいな登場人物達がとっても面白かったです。集中して一気に読んだのが良かったのかな。優しくするのはじつに容易いことで、難しいのは正しくあることです。歩きスマホは非常に危険です。2017.09.20
読了日:11月23日 著者:伊坂 幸太郎

 


劇団42歳♂劇団42歳♂感想
大学時代の演劇仲間が42歳になってシェイクスピアに挑みます。再び劇団を組む中年達、生活環境も立場もバラバラな男達の友情、本人たちもきっと良く分かっていないだろう何とも言えないバランスがとてもいい感じです。個人的には闇を抱えるスピード狂の小柳千春に寄り添いたいかな。フフフ…。2017.07.23
読了日:11月20日 著者:田中 兆子

 


MOE特別編集 ブルーナが語るミッフィーのすべて (白泉社ムック)MOE特別編集 ブルーナが語るミッフィーのすべて (白泉社ムック)感想
シンプルなラインとシンプルなカラー、それなのにこんなにも癒してくれる、もうねずっ~と大好きだよ。わたしもシンプルでありたいな。2017.06.26
読了日:11月20日 著者:ディック・ブルーナ

 


陽気な死体は、 ぼくの知らない空を見ていた (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)陽気な死体は、 ぼくの知らない空を見ていた (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
このミステリーがすごい!』大賞 超隠し玉!田中静人さんが新潟県上越市出身で話の舞台も新潟と聞いて手にした作品。お父さんがモンスターになった姿がえげつなくってなんだか受け付けなかった、だってそれを知った時、空と光は小学5年生だったってことでしょ?それってあまりに酷いよ…。2017.08.18
読了日:11月19日 著者:田中 静人

 


アナログアナログ感想
アナログな恋愛を選んだ悟とみゆき、木曜日の約束。どこの誰かも分からないのに惹かれあう二人。ロマンチックですね、だけど私にはどうしても見過ごせない大問題、あのですね、母親像を重ねられても困るんです、、、はぁ?私はあなたの母親じゃないんですけど?ってなるパターンが多いですから。2017.09.20
読了日:11月16日 著者:ビートたけし

 


ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)感想
大好きな作品の新装版。久しぶりに読んでまたまたボロ泣き。でもね、いい歳してこんなにも泣ける自分がキライじゃないんだ。
読了日:11月14日 著者:浅野 いにお

 

 


MUSICA(ムジカ) 2017年 11 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2017年 11 月号 [雑誌]感想
マイヘア、初の表紙巻頭『ロックバンドやってます!』の椎木知仁のソロインタビュー。いやぁ~凄い、音楽誌の表紙だよ、そして次号はアルバム全曲解説だって。いやぁ~ホント凄いわ…来月は地元上越で中高生限定の無料ライヴをやるんだって、いい!こういうのとっても大事って思う。あとはBUMPに10-FEETにと盛りだくさ~ん。
読了日:11月13日 著者: 

 


MUSICA(ムジカ) 2017年 10 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2017年 10 月号 [雑誌]感想
★BRADIO 祝メジャーデビュー。ファンキーでハッピーなこのバンド、多くの人に聴いてもらいたいし是非とも踊ってもらいたい←新潟推しだっけね!★寝坊で取材飛ばした金子ノブアキぬきでのJESSEのソロインタビュー、JESSEの語るRIZEの歴史はとても面白かった。
読了日:11月13日 著者: 

 


千の扉 (単行本)千の扉 (単行本)感想
買い物したら777円だったときのちょっとしたラッキー感。最近会ってないな~って思うと逆にその人から連絡がきたりすると私もついに能力者か!な~んて…そんなんある訳ないのだけれど。。。物語の主人公になるような大事件はおきなくても ちょっとした事は日々あるわけで…。日常生活とちょっとした不思議、緑がある街、団地で暮らす人々。柴崎さんの描く日常、普通の風景がとても好きです。2017.10.10
読了日:11月09日 著者:柴崎 友香

 


1999年の王1999年の王感想
連続保険金殺人、内縁の男女が共犯で被害者と偽装結婚して事故を装う。主犯格の安西と彼の言いなり北條和美。眉間に皺よせながら読み進める。どっからどう見たってダメ男なのに何故か離れない女っているんだよね。そして終章『勝利者』まできて更に深い皺、この人がこの職業ってもう救いようがないわ…眉間の皺どうしてくれるぅ~2017.09.30
読了日:11月07日 著者:加藤 元

 


移植医たち移植医たち感想
助かる命があるのならと常に最善を尽くす医師、海外と日本の思想の違い。倫理観はひとそれぞれだから当たり前だけど家族と話しておくのは大事って思う。最後まで読んでから最初のオペシーンを読み直した。最初に受けた感じとこんなにも違って見えるのかと驚いた。読んで良かった一冊。2017.08.20
読了日:11月03日 著者:谷村 志穂