日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

11月に読んだ本

11月は18冊のあれこれを読みました。

 

 

 

 

甘いお菓子は食べません甘いお菓子は食べません感想
【第10回R-18文学大賞受賞作】6編からの連作短編。アルコール依存症の話『残欠』それと対比するような長い題名の『熊沢亜理紗、公園でへらべったくなってみました』が印象的でした。死体のように地球を抱く、ちょっと気持ち良さげだな。1人じゃなかなか出来ない行動だけどね。2014.03.20
読了日:11月28日 著者:田中兆子
君はレフティ君はレフティ感想
高校2年生、同じ写真部の古谷野、春日、生駒。事故の後遺症で無くしてしまった記憶、古谷野は知らないままでいいのか…。最後まで読んでもう一回さらっと読み直したら、ここはそういう意味なのか~って新たな読み心地でした。3人の秘密の共有、ちょっと切なくもあるけれど絆は深いのです。若さが何とも羨ましい。2016.11.01
読了日:11月27日 著者:額賀澪
下北沢について下北沢について感想
下北沢。行ったことはないけれど私のイメージはバンドマンの街、あと半日位ウロウロすればしかっぺに逢えるかもよ?の街。そしてね吉本ばななさんはとてもロックだと思った。『一度でもだれかの天使になった人はきっと幸せになる』この本好き。2016.09.20
読了日:11月23日 著者:吉本ばなな
シャルロットの憂鬱シャルロットの憂鬱感想
警察犬を引退したジャーマンシェパードのシャルロットと一緒に暮らす夫婦がご近所のちょっとした謎を解き明かしていきます。感じの良い夫婦ととっても可愛らしいシャルロット。シャルロットの尻尾と遊ぶチビ子の姿が…はぁ~癒されました。2016.10.20
読了日:11月21日 著者:近藤史恵
黒い紙黒い紙感想
テイゲンの会長宛に届いた30年前の旧ソ連との不適切な関係を指摘した脅迫文。真相を突き止めるべくTCRは新人の長須を担当として動き出す。ナイーブすぎる元警察官の長須が事件を追ううちに少しづつ逞しくなっていきます。派閥、人事権、出世の為の足の引っ張り合い、企業戦士という名の社畜、サラリーマンは大変だ。2016.09.30
読了日:11月20日 著者:堂場瞬一
リターンリターン感想
リカが帰ってきた。今回警察は身内がやられて黙ってる訳にはいかないとリカを捜査対象として必死に追います。10年前に菅原刑事の後輩だった尚美、婚約者の奥村刑事を亡くした孝子、コールドケース捜査班に籍を置くこの2人の女性目線で進みます。何が怖いかって 最後の1ページでしょう。2013.6.25
読了日:11月19日 著者:五十嵐貴久
すみなれたからだですみなれたからだで感想
8編からなる短編集。好みは『銀紙色のアンタレス』夏の海で好青年。何て爽やか。汚い大人にならないでね。印象に残ったのは『バイタルサイン』官能的なんだけどとても切ない。表題作はさらっと呆気なく終わってしまって…短編だからしょうがないか。2016.10.30
読了日:11月17日 著者:窪美澄
世界一ありふれた答え世界一ありふれた答え感想
『四月は少しつめたくて』が良かったので新作も借りてみました。これもとても良かったです。ピアノを弾く事が出来なくなったピアニストのトキオ、市議会議員の夫と離婚したまゆこ、心を病んでしまった2人の再生、生きて行くことは誰にだって大変なんだ。『アンダンテ=歩く速さで』歩く速さは人それぞれ。最後に2人で弾くアラベスクのシーンが良かった。2016.10.30
読了日:11月16日 著者:谷川直子
MUSICA(ムジカ) 2016年 11 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 11 月号 [雑誌]感想
巻頭イエモンセカオワときてのマイヘアですよ。凄いなマイヘア♪
読了日:11月15日 著者:FACT
MUSICA(ムジカ) 2016年 10 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 10 月号 [雑誌]感想
スカパラ谷中敦vs健さん。相思相愛な感じが良いです。おじさん達ったら少年のようだよ。そして初めてテキストで読むMOROHAがヤバイ。 
読了日:11月14日 著者:FACT
罪のあとさき罪のあとさき感想
大人になって再会した卯月正雄と渡辺楓は中学校の同級生。「何もかも許された恋じゃないから2人はまるで捨て猫みたいこの部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい~」尾崎が頭に浮かびました。きしむベットの上で優しさを持ち寄って抱きしめあってる感じです。見守ってあげたいな。2016.09.25
読了日:11月12日 著者:畑野智美
リカリカ感想
逃げても逃げてもどこまでも追いかけてくる、誰に助けを求めても無駄、絶対に逃げきれないって怖すぎです。リカは化け物。借りた図書館本が物凄く色あせていてシミもところどころにあったりして余計に不気味でした。2002.02.10
読了日:11月10日 著者:五十嵐貴久
綴られる愛人綴られる愛人感想
綴りの会で知り合った凛子とクモオ。どこの誰かも知らない人との手紙のやり取り、知らない相手だから嘘も平気だし逆に誰にも言えない様なホントも話せるのかもしれない。凛子さんの描く文字は色気のある美文字だったに違いない。2016.10.10
読了日:11月9日 著者:井上荒野
現調現調感想
損害保険会社の査定員、滋野隆幸が事故の真実を追います。事故った時なんかにお世話になる保険屋さん、まぁ お世話にはなりたくないけど…もしもの時は滋野のような保険知識に長けた人に担当してもらいたいな。ミステリー要素もあって面白かったです。2014.10.21
読了日:11月7日 著者:遠藤武文
みかづきみかづき感想
教育とは家族とは。学習塾を立ち上げた千明と吾郎、親子3代に渡って理想の教育を追う姿。教育方針の違い、時代の変化、子供たちの成長 と読み応え満載。「教育は子どもをコントロールするためにあるんじゃない。」なかなかのボリュームだけど引き込まれて一気読み面白かった。2016.09.10
読了日:11月6日 著者:森絵都
笑う赤おに笑う赤おに感想
社会の闇がこれでもかという位に…。見る人の見る角度によって真実が何なのか分かんなくなる。最後の長すぎる手紙に「あっ、そうだったのか」とは思えなかった。ナマポって言い方なんか不快。2016.01.24
読了日:11月3日 著者:雀野日名子
マルの背中マルの背中感想
マルは「ナゾの店」の看板ねこ。背中をなでると願いが叶うんだって。マル、亜澄ちゃんのこと見守ってあげてね。1人でのお留守番も平気なわけじゃないし、つきたくてついたウソじゃないんだよね、淋しいって大きな声で言えたらいいのにね。むぎゅーーってしてあげたいよ、亜澄ちゃん。2016.09.14
読了日:11月2日 著者:岩瀬成子,酒井駒子
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)感想
本音で議論した結果「僕たちはわかり合えないことがわかりました!」なかなかそうはならないよな~って思ってる時点でもうダメなんだろうな、だからいつまで経っても何も変わらないんだよね ヨシ。PDCAサイクルの重要性は少し前に読んだ桑田さんの著書にもあったな フムフム。『必要なのはノリとやる気だ』はい、大賛成です。2015.12.15
読了日:11月1日 著者:堀江貴文

 

 

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