日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

8月に読んだ本。

 

8月、

気づかなかったけど、結構読んでた♪

『私の消滅』今回もやっぱりスゴい!!!中村作品はホント癖になる!中村文則好きって言うと誤解を招く恐れがあるから知人にはナイショ。私の周りに本好きの人ってあんまり居ないから、そんな心配は無用なんだけどね。

 

『陸王』『コンビニ人間』『祐介』、あっ『暗幕のゲルニカ』も…

何かいい作品いっぱいだったな~

 

 

21作品

私の消滅私の消滅感想
中村作品、理解出来ないくせに心の闇覗いてみたくて、で 今回もやっぱり引きずられてグッタリしてる。暴力、性衝動、心の傷、損なうのも損なわれるのもどちらも怖いな。宮崎勤考察はとても興味深かった。2016.06.20
読了日:8月30日 著者:中村文則
裸の華裸の華感想
ダンスシアター「NORIKA]。店は1年も保たなかったけど、みのり、瑞穂、ノリカ、JINの4人にとってはそれぞれが次のステージへ行く為の大切な場所だったんだ。ストリッパーって胸をはって言えるノリカはカッコいいです。2016.06.30
読了日:8月29日 著者:桜木紫乃
アンマーとぼくらアンマーとぼくら感想
とってもステキな晴子さんと北海道と沖縄、日本のあっちとこっちで育ったリョウ、2人の不思議な3日間と沖縄のスピリチェアルな感じがとても良かった。お父さんがまんま子供で…この人の魅力がどの辺なのかがさっぱり分かりませんでしたが…。2016.07.19
読了日:8月26日 著者:有川浩
ジャッジメントジャッジメント感想
「同じ目にあわせてやりたい」この思いが合法化された『復讐法』。被害者が受けた同じやり方で犯人に執行できる。考えさせられました。同じ目にあわせてやりたいって気持ちはスゴく良く分かるけど…どこかスッキリしない。私の子供が被害者となった時、迷わず復讐法を選べるのだろうか…怖いな。2016.06.25
読了日:8月25日 著者:小林由香
ロストロスト感想
読みやすいし先がきになるしでスイスイ読み終わり。スイスイ行き過ぎてなんで100人で1億なのかっていう肝心な所が分かりませんでした。登場人物が多くそれぞれの人柄が詳しく書かれていました。中でもくたびれた感じの鍋島刑事が良かったです。実は鋭いんです。2015.12.8
読了日:8月21日 著者:呉勝浩
MUSICA(ムジカ) 2016年 09 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 09 月号 [雑誌]感想
WANIMA、スゴい勢いで表紙巻頭です。クリープハイプ『世界観』について。BUMP、日産スタジアム2日目密着。秀ちゃん七夕ベーシスト…このMCってあれ?1日目じゃなかったっけ?2日目も同じ話ししたんだっけ?やだ私覚えてないわ、興奮しすぎてたからしょーがない。いや情けない。
読了日:8月20日 著者:FACT
陸王陸王感想
面白かった!池井戸パターンだろうなって分かっていてもハラハラドキドキ。この窮地どうやって乗り越えるの?ってグイグイ引き込まれました。誠実に謙虚に仕事にむかう姿勢、情報を共有して皆で同じビジョンに向う姿、感動です。読後感最高に良いです。2016.07.10
読了日:8月19日 著者:池井戸潤
PTAグランパ!PTAグランパ!感想
仕事で忙しい娘の代わりに孫の小学校PTA副会長を引き受ける事になった武曾勤。定年退職して学校行事に参加するようになって気づく 自分がいかに仕事人間で家庭をないがしろにしていたかを。空気の読めないじいじも女錬金術師も子供達の為っていう共通意識があるからどこか憎めない。春の役員決めは憂鬱ですよね。2016.05.30
読了日:8月16日 著者:中澤日菜子
MUSICA(ムジカ) 2016年 08 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 08 月号 [雑誌]感想
10-FEET、4年ぶりの新譜 Kjでも言えない様な事を言っちゃう鹿野さんが面白い・細美武士、the HIATUSニューアルバム・Gotchソロアルバム←今ダウンロード版を聴いてますがとても良いです。レコード届くのが楽しみです。
読了日:8月15日 著者:FACT
MUSICA(ムジカ) 2016年 07 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 07 月号 [雑誌]感想
ニゾン初表紙、BUMPのナゴヤドームヤフオクドーム密着、でも一番読み応えがあったのはバックカバーのBOOM BOOM SATELLITESです。おそらく最後のインタビュー。絶望ではなく希望です。
読了日:8月15日 著者:FACT
ギンイロノウタギンイロノウタ感想
「ひかりのあしおと」「ギンイロノウタ」の2編。コンビニでのバイトだったりお墓に花を供えるのは花を殺してしまう なんかの描写があって、どちらも芥川賞受賞作「コンビニ人間」と同じ色を持った作品だなぁと、いやいや、それよりも もっともっと薄気味悪い少女の狂気です。でも嫌いじゃないなぁ…。2008.10.30
読了日:8月14日 著者:村田沙耶香
アンと青春アンと青春感想
待ちに待ったアンちゃん。ようやく手元に回ってきました。アンちゃんが、あれはどういう意味なんだろ?って一生懸命考えてる姿が誠実でとっても可愛らしいです。謎解きも楽しめるけど「甘酒屋の荷」こっちも興味深い~続編も楽しみです。前作でもそうだったけど読んでる最中からもう和菓子食べたくなっちゃってます。2016.03.20
読了日:8月14日 著者:坂木司
コンビニ人間コンビニ人間感想
私は自分の事をごくごく普通の人間だって思っている。けど普通って何だ?治らない所の1つや2つ誰にだってあるんじゃないのかな。白羽はちょっとまぁ あれだけど…コンビニ店員をこんなに完璧にこなせる古倉恵子は社会不適合者なんかじゃない。自分の輝ける場所を見つけられたのはとても幸せなことと思う。芥川賞にしてはとても読みやすくて そしてかなり好きな感じです。2016.07.30
読了日:8月13日 著者:村田沙耶香
暗幕のゲルニカ暗幕のゲルニカ感想
とてもとても良かったです。1930~40年代の「泣く女」から見た創造主。そして2000年、MoMAのキュレーター八神瑤子、この2つの時代を結ぶパルド。1枚の絵画に込められた多くの人の深い思いと人と人との繋がりに最終章では何度も胸が熱くなりました。2016.03.25
読了日:8月12日 著者:原田マハ
札幌アンダーソング  ラスト・ソング札幌アンダーソング ラスト・ソング感想
美少年、志村春シリーズ3作目。あらら・・・これで終わりですか?山森との直接対決はいつなのかってソワソワしながら読み進めてやっと登場したと思ったらはい終了。もっとスゴい対決期待してたのに・・・。強敵の山森がそんな簡単には死なないでしょ~。2016.03.30
読了日:8月10日 著者:小路幸也
一瞬の雲の切れ間に一瞬の雲の切れ間に感想
小学生の男の子が巻き込まれた死亡交通事故。事故の被害者、加害者、目撃者、それぞれの目線での連作短編。意味のない笛を無理やり持たせてしまったと言う吉乃、母の言葉通り助けを求めて笛を3回吹いた健気な少年。切ない親子の絆です。2016.01.19
読了日:8月9日 著者:砂田麻美
奥様はクレイジーフルーツ奥様はクレイジーフルーツ感想
欲求不満の初美さんが面白い。愛はあるけどセックスレスの夫婦、豊満な体を持て余して同級生や浪人生を誘惑してみたり女医さんに欲情したり…問題が起きた場合旦那さんにも責任あるよね~。コメディタッチで軽く読めました。2016.05.15
読了日:8月5日 著者:柚木麻子
男女脳戦略。---男にはデータを、女にはイメージを売れ男女脳戦略。---男にはデータを、女にはイメージを売れ感想
男性脳と女性脳、相手がどちら脳なのかを知ってより響くやり方でアプローチすれば仕事での成功率は格段に上がるし人間関係も上手くいく。成程ね、 確実に身に付けて相手をコントロールしてやろうか・・・なーんて全然思わなかった。そんな計算しながら生きるのはめんどくさいでしょ~って思った私はどっち脳?2014.10.17
読了日:8月4日 著者:メンタリストDaiGo
砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)感想
うわ~これ感想書きづらいヤツだ。スイスイ順調に読んでたのにだんだん重くなって最後は「?」ってなった。ドウユウコト?読み終わってしばらく考えちゃって最初からさらっと読み直しでした。誰かを守りたいって思った時点でヒーローの資格有りと思う、あとね 舐めかけの飴をまた舐めるのは私も嫌だな。2016.06.01
読了日:8月3日 著者:竹宮ゆゆこ
祐介祐介感想
水道も止められてるような部屋に女連れ込むな~。クリープハイプのフロントマン尾崎世界観私小説です。救いようのないクソバンドマン。ただやっぱりリアルだから説得力があります。彼は本の話WEBで一分書評を担当してるんだけど、これが「書評じゃないじゃん」って内容で逆に面白い。この書評もそうだし彼の詞、今までのインタビュー記事なんかを読んでるいるとこの小説はストンと納得できます。やさぐれ感ハンパないしこんなへそ曲がり手に負えない。人間の暗くて汚い所赤裸々に描いています。2016.06.30
読了日:8月2日 著者:尾崎世界観
ストレンジャー・イン・パラダイスストレンジャー・イン・パラダイス感想
「阿形県賀条郡日田町晴太多」を舞台にした村おこしの物語。傷ついた人の心をも癒してくれる田舎の大自然とそこに暮らす人々。みんないい人でほのぼのあったかい読後感です。旅人の春本さんも海棠社長も魅力的、続編ありますか?2016.06.25
読了日:8月1日 著者:小路幸也