日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

4月1日(月)3月に読んだ本

3月は11冊でした。

最近はなんだかバタバタしていて

本を読む時間がなかなかとれないのです。

 

一日中パソコンのモニター見続けてるから

目がしょぼしょぼして夜の読書もはかどりません。

 というのが最近の悩み…。

 

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3408
ナイス数:999

などらきの首 (角川ホラー文庫)などらきの首 (角川ホラー文庫)感想
面白くスイスイ読了でした。比嘉姉妹と野崎の短編集。『学校は死の匂い』小学生時代の彼女たちにあえるなんて(嬉)!2018.10.25
読了日:03月30日 著者:澤村伊智

 

 


歪んだ波紋歪んだ波紋感想
フェイクニュースは簡単につくられる。5編の連作短編、最初の4編の誤報ねつ造、それぞれ違う新聞記者の話が最後の歪んだ波紋に繋がっていて面白かった。けれど真実か虚偽かなんてどう判断したらいいんだろうと怖くなった。第40回吉川英治文学新人賞受賞作 2018.08.07
読了日:03月28日 著者:塩田 武士

 

 


銀河鉄道の星銀河鉄道の星感想
銀河鉄道の夜よだかの星・双子の星』恥ずかしながら私初めての宮沢賢治です。読む機会を与えてくれてありがとねGotch。あとがきがとっても良いです。図書館にあったから借りちゃったけどこれは買って手元に置いておきたいし、丁度よい年頃の子にプレゼントしたい。印税はすべて『ハタチ基金』へ寄付だそうです。2018.12.3
読了日:03月26日 著者:宮沢賢治,後藤正文

 

 


跳ぶ男跳ぶ男感想
藩主の身代わりとなった剛(タケル)。だけど身代わりになるはずだったのはホントは保で、剛はその保の代わり。能に関するあれやこれやの描写が多かったけどそこは正直難しかった、というかすんなり入ってこなかった…。これは保と剛の固い絆の物語。跳ぶ男は美しく転びました。2019.01.15
読了日:03月24日 著者:青山 文平

 

 


光まで5分光まで5分感想
『雨と一緒に流されることに決めた』浜にあがってみた。陸ではウマく呼吸ができなくて、海底じゃないと踊れなかったよと やっぱり竜宮城へと戻る。生きたいのだろうか、それとも死に場所を探してるんだろうか。2018.12.20
読了日:03月17日 著者:桜木紫乃

 

 


芙蓉の干城 (単行本)芙蓉の干城 (単行本)感想
歌舞伎の世界を舞台にしたミステリーでした。昭和初期という時代背景と歌舞伎の世界がピッタリ。守るべき者の為の忠義と凶行。2018.12.10
読了日:03月16日 著者:松井 今朝子

 

 


花折 (単行本)花折 (単行本)感想
出会った男とはもれなく体を重ねなければ生きていけないのだろうか、それが生きる糧、芸術へ向かう熱となるのかな。ことごとく淫らな方へと進んでいく悪玉女、鮎子。『芥川賞作家が白血病と闘いながら紡いだ愛と生の物語』2018.11.30
読了日:03月15日 著者:花村 萬月

 

 


聖者が街にやって来た聖者が街にやって来た感想
治安の良くないとされている街での花屋さん。その花屋さんの娘菫子ちゃんは市民ミュージカルに出演することに…。次々起こる殺人事件、現場には花が…誰が犯人なんだ、どこで誰が繋がってるんだってグイグイ引き付けられて一気読みでした。2018.12.05
読了日:03月10日 著者:宇佐美 まこと

 

 


あなたの愛人の名前は (単行本)あなたの愛人の名前は (単行本)感想
『好きとか恋とか、口に出したら胡散臭いだけですから』浅野さん、瞳さんと呼び合う「あなたは知らない」「僕だけが 知らない」対になっているこの2編がとても良かった、素晴らしかった!大好きだったのに大嫌いになる、この感じ上手く言葉にできないけれど、たまらない。2018.12.20
読了日:03月08日 著者:島本 理生

 

 


愉楽にて愉楽にて感想
愉楽とは「深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。」家柄もよく社会的地位もあり、もちろん財産も資金も潤沢。そして次々と相手をかえての情事。だけどね、何もかも手に入れてるはずなのに久坂も田口も幸せそうには見えなかったな。男性目線からだと羨ましいとか思うのかな?2018.11.16
読了日:03月06日 著者:林 真理子

 

 


ぎょらんぎょらん感想
リビングで暴れていた朱鷺が働きだして、車の免許取って、最後はしっかりと母親を送っていた。「生」と「死」どんなに切ない思いを抱えていてもそれでも人はその日がくるまで生きていかなきゃならないのです。残された者の思いに涙が止まりませんでた。題名も想定も奇抜だけど、とってもい作品でした。2018.10.30
読了日:03月03日 著者:町田 そのこ



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