日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

11月1日(水)小説。

 

 10月は冊数にしたらあんまり読んでないみたいだけど、濃い内容の作品が多かったな。AXもR帝国も銀河鉄道もししりばも無敵も…なかでも日曜日は薄気味悪い感じだったなのにずっと離れられないでいる。

 

 

 10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2695
ナイス数:808

 

 

 

 

 

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2695
ナイス数:808

 



無敵の二人無敵の二人感想
胸熱です。相手を殺す気でリングに立つ、全てを出し切り死んでもいい覚悟を持って戦う。くぅ~カッコいい!女性トレーナー(女版ジャイアン)と唐突に引退せざるをえなかったボクサーの 実話をもとにした物語。無敵の二人は最強の相棒であり最大のライバル、面白かった。2017.08.25
読了日:10月21日 著者:中村 航

 


バック・ステージバック・ステージ感想
OL役だったり主婦役だったり時にはライヴハウスのエキストラだったり…私も日々演じてますよ。軽くサラサラ~と読了。あれ?芦沢さんてこんな感じだったっけ?感激だったのは図書館本なのにカバー裏のカーテン・コールが読めるように工夫されてた事、司書さんお見事。2017.08.31
読了日:10月18日 著者:芦沢 央

 


ししりばの家ししりばの家感想
比嘉琴子(比嘉姉妹のお姉ちゃん)と五十嵐哲也、子どもの頃に体験した怪奇現象、大人になった2人はそれと対決します。読んでる最中からなんだか砂っぽく感じて雑巾がけせずにいられなかった。モップとかクイックル〇〇〇ーとかじゃなくきっちり水拭き。お蔭で家中ピカピカ。2017.06.29
読了日:10月15日 著者:澤村伊智

 


銀河鉄道の父銀河鉄道の父感想
題名がとても良いと思う、そのまんま宮沢賢治と父親である政次郎の物語です。恥ずかしながら宮沢賢治は読んだことがないのですが…。家業を継がない長男と愛してやまない息子を気にかけ思い悩む厳格な父。子ども2人に先立たれる親の気持ちは想像しただけで苦しくなる。2017.09.12
読了日:10月15日 著者:門井 慶喜

 


日曜日の人々日曜日の人々感想
初読みの作家さん。奈々は何故亡くなったのか、航の元に届いた荷物 REMと呼ばれるサイト 自ら死を選ぶ若者達。読んだ順番が良くなかった、中村文則の後にこれはちょっと重すぎた。♬『誰かが呟いた~汚れてしまった~その肩を叩いたその手もよごれてたぁ~』♪なんて曲を思い浮かべながら…レム繋がり…2017.08.23
読了日:10月09日 著者:高橋 弘希

 


R帝国R帝国感想
早朝のエリアメール、隣国の脅威が高まる中 日本の未来はと考えずにはいられない。R帝国…はぁ上手く感想に出来ない…中村文則さん凄いよ。2017.08.25
読了日:10月08日 著者:中村 文則

 


走る? (文春文庫)走る? (文春文庫)感想
『Number Do』掲載の14編のアンソロジー。それぞれとても短いので隙間時間に読むのに最適でした。中田永一『パン、買ってこい』プロ意識あるパシリ君の話が面白かった。2017.08.10
読了日:10月08日 著者:東山 彰良,中田 永一,柴崎 友香,王城 夕紀,佐藤 友哉,遠藤 徹,前野 健太,古川 日出男,岩松 了,小林 エリカ,恒川 光太郎,服部 文祥,町田 康,桜井 鈴茂

 


AX アックスAX アックス感想
Standing ovation!!!拍手喝采!的な気分です。あ~勿体ない一気読みしちゃった。家族を愛する殺し屋が息子と力をあわせて一矢報いる最高傑作です。『暗いというのは単に静かに日々を楽しむことができるということ 明るい性格です。と自称する人間がえてして、他者を巻き込まなくては人生を楽ないということです』2017.07.28
読了日:10月06日 著者:伊坂 幸太郎

 


つぼみつぼみ感想
とっても読み心地のよい短編集でした。『あのひとの娘』のスイートスポットのくだりが好き。特別な才能なんてないから真ん中で捕らえる日々の訓練こそが大事なの。『なつかしいひと』ではうるっと…。スコーレNo.4は未読だけどたっぷり楽しめました。2017.08.20
読了日:10月01日 著者:宮下 奈都

 



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