日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

5月に読んだ本♪

5月の登録は22冊でした~☆

『おしょりん』も良かったし、

熊谷さんの仙河海シリーズもやっぱり良かった。このシリーズもはや物語とは思えなくなっちゃてる。だから余計に切ないんだけどね。

そして小野寺史宜さんが2冊。はい、好きな作家さんになりました。

 


おしょりんおしょりん感想
福井を眼鏡産地とした第一人者、増永五左衛門と弟の幸八のお話。増永家に嫁いだむめの想い、増永兄弟それぞれの想い、ドロドロしたものにならなくて良かった。苦労を共にする事で次第に気持ちが寄り添っていく夫婦の形がいいなぁ。とても良いお話 読後感良いです。『めがね枠』って言い方可愛いな。2016.02.15
読了日:5月28日 著者:藤岡陽子
アンバランスアンバランス感想
セックスレスの夫婦、生と性の話。旦那さんは性的不能で一定の特徴のある女性にしか欲情しないって、それは結婚前から分かってたはずなのに、浮気が発覚した途端に全てのバランスが崩れていく。性の不一致、この2人が上手くいく方法なんてあるんだろうか。2016.03.20
読了日:5月23日 著者:加藤千恵
アカガミアカガミ感想
若者が恋愛をしなくなった近未来、国の政策としてのアカガミという新しい生き方でミツキとサツキは出会います。赤ちゃんが生まれるまでは生活は全てサポートします!だったのに生まれた途端に酷い対応の馬鹿げた制度。、『この子のお蔭でアカガミから助かったんだ…』こんな風に言ってくれるサツキが側に居てくれればミツキも赤ちゃんもきっと大丈夫だろう。2016.04.30
読了日:5月22日 著者:窪美澄
バベル九朔バベル九朔感想
ビルの管理人をしながら小説を書いている九朔満大がパラレルワールドに迷い込む。というだけじゃない、何とも不可思議な内容でした。カラスとミッキーがイヤだった、気持ち悪い。。。扉に書くタイトルは重要、この『バベル九朔』もなかなかの衝撃と思います。2016.03.20
読了日:5月21日 著者:万城目学
近いはずの人近いはずの人感想
北野俊英は友達と旅行へ出掛けた妻を亡くす、けれど一緒に行った友達が誰かも分からなかった。日に日にビールの量が増えても止めてくれる人はそばにはいない…近くにいたはずなのに何もわかっちゃいなかったと痛感する日々。『許せないけれど受け入れる』が印象的でした。<それは甘くないかなぁ森くん>の福田君が北野の同僚として登場、樹里ちゃんはますます可愛くもう8歳だって。やましい事は何もないけどパスワードは8桁にしとこ。2016.02.16
読了日:5月20日 著者:小野寺史宜
MUSICA(ムジカ) 2016年 06 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 06 月号 [雑誌]感想
表紙のおじ様達ステキです。音を楽しむのに年齢も性別も国籍も関係ないのです。BUMPツアー初日京セラ密着、2008年の新潟でのライヴの事もちょっと書いてくれたしかっぺはさすがです。
読了日:5月19日 著者:FACT
MUSICA(ムジカ) 2016年 05 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 05 月号 [雑誌]感想
銀杏BOYZの記事が面白かった、インタビュー後半ライターの宇野さんに説教をはじめる峯田、現在放送中彼が主役のNHKドラマ『奇跡の人』が凄くよい、味わいある演技。ようぺの映画コーナーは今月で終わり。
読了日:5月18日 著者:FACT
MUSICA(ムジカ) 2016年 04 月号 [雑誌]MUSICA(ムジカ) 2016年 04 月号 [雑誌]感想
BUMP『20』2/11幕張完全密着ドキュメンタリー、残念ながら会場へは行けなかったけれど、だからこそこのテキストは一生ものです。
読了日:5月17日 著者:FACT
天才天才感想
新潟県出身の内閣総理大臣田中角栄。人間味あふれる角栄さん地元新潟では今もやっぱり英雄的存在だと思う。ロッキード事件って名前はよく聞くけれど実は良く知らない、角栄さんは巻き込まれただけって事なの?興味がわきました。この本凄く楽しみにしていたんだけれどちょっと思っていたのと違ってた。あっさりさらっと角栄さん本。まぁ文字は大きくて読みやすかったかな。2016.01.20
読了日:5月16日 著者:石原慎太郎
希望の海  仙河海叙景希望の海 仙河海叙景感想
ささいな日常がある日突然止まる。。。大好きな仙河海シリーズ、あたしの中ではこの街は架空のものとは思えないから切なくなるの覚悟して読みました。菅貴先生の子供達が登場したりあの珈琲屋さんがでてきたり、熊谷さんの作品はどれも少しずつ繋がってる。希の走り出す姿がすがすがしくて良かった。2016.03.10
読了日:5月15日 著者:熊谷達也
新任巡査新任巡査感想
新任巡査のライトとアキラ。それぞれの配属先交番での愛あるしごかれぶり、実際の事件も例え話に出てきたりしてとてもリアルでした。未解決の少女行方不明事件とこの2人が配属された事の意味合いとか・・・P653もう夢中で一気読みでした。さすがにくたびれましたが面白くって止められなかった~交番のお巡りさんも名刺持ってるんだね。2016.02.22
読了日:5月14日 著者:古野まほろ
「ほめ日記」効果って、何?「ほめ日記」効果って、何?感想
毎日手書きで自分を褒めるといい事だらけらしい、免疫力がUPしてアンチエイジング効果もあるとか。ホントか?あたしもブログとか手帳に日々の事記録してるけど手帳なんて愚痴と不満だらけ、書いてスッキリしてたんだけどなぁダメなのね…たまには自分の事褒めてあげましょうか。2016.0.04
読了日:5月13日 著者:手塚千砂子
まく子 (福音館の単行本)まく子 (福音館の単行本)感想
撒く事が好きな宇宙人?コズエ。大人になりたくない小学生男子の慧にとってコズエの存在影響力って大きかったんだね。信じる事で見える世界が違ってくるってあると思う。永遠ではないから今が素晴らしいって思えるんだ・・・ここに気付く小学生はなかなかだよ。2016.02.25
読了日:5月12日 著者:西加奈子
ピロウボーイとうずくまる女のいる風景ピロウボーイとうずくまる女のいる風景感想
女性の心と身体を癒すのがピロウボーイの仕事。キムラに雇われながら政治の世界を夢みる大学生のクチル。クチルと知紅、2人の政治思想、哲学論みたいな会話は難しすぎて良くわからなかった。2016.02.16
読了日:5月10日 著者:森晶麿
月刊にいがたGekkan Niigata2016年5月号月刊にいがたGekkan Niigata2016年5月号感想
めちゃくちゃローカル誌!ラーメン特集。これを持ってあちこちウロウロです。
読了日:5月7日 著者:ジョイフルタウン
眩感想
読み応えがあしました。葛飾北斎の娘が主人公です。父親同様 絵を描く事が天職でそこに幸せを見出した生涯だったんですね。お栄の描いた夜桜美人図を見てそれを受けるかたちで善さん自身が描いた絵を届けさせるこの場面、お互いを認め合う深い愛情を感じます。とても印象深いです。忘れた頃に登場する悪魔時太郎が憎たらしいったらありゃしない。2016.03.20
読了日:5月7日 著者:朝井まかて
田嶋春にはなりたくない田嶋春にはなりたくない感想
正義正論を振りかざし空気を読むって事が全くないタージ。今どきこんな女子大生っているんだろうか。周りに流されず自分の正義を堂々と主張するのは悪い訳ではないけれど、しすぎては全員を敵にまわすだけ。ところが鬱陶しいだけの存在だったタージが次第にみんなを変えていく、田嶋春は愛すべき不思議ちゃんです。2016.02.25
読了日:5月6日 著者:白河三兎
ビューティーキャンプビューティーキャンプ感想
ミスユニバース日本代表ファイナリスト達が集められエルザのもと2週間の集中レッスンが行われる。1グラムのぜい肉を落とす、1ミリでもウエストを細くするそんな世界「ブラとショーツはつねにペアで着用」「ゴムのゆるんだショーツをはく女に美しくなる資格はない」らしいですよ。わぁ---------2016.02.25
読了日:5月5日 著者:林真理子
アシタノユキカタアシタノユキカタ感想
詐欺師とキャバ嬢と小学生の女の子、この3人の北海道から熊本までの訳アリの旅です。設定に若干無理くり感はあるけれど、極悪人がでてこないのでなんだかほのぼの、気持よく読めました。2016.02.20
読了日:5月4日 著者:小路幸也
9595感想
1995年、渋谷を遊び場としていた高校生のQ・翔・レオ・ドヨン・マルコ達。酒にタバコに喧嘩etc...全く褒められたもんじゃないんだけど、こんなに濃い想い出があるってちょっと羨ましいかも。一生のうちでほんの1・2年こんな無茶苦茶したっていいんじゃないかな、って思う様なさわやかな読後感です。 2015.11.28
読了日:5月3日 著者:早見和真
温泉妖精温泉妖精感想
整形してカラコンして外人のふりをして温泉へ行くエリザベス・リンチこと岡本絵里。温泉で出会った『影』と最後は何故か一緒に入浴。魔法使いはスカラやマホカンタを覚えて妖精へと進化するらしい。妖精って・・・www2016.02.10
読了日:5月2日 著者:黒名ひろみ
それは甘くないかなあ、森くん。 (一般書)それは甘くないかなあ、森くん。 (一般書)感想
無職宿無しとなった森君の一週間。日替わりで泊めてくれそうな友達や先輩に連絡をとる森君、ぴしゃりと断ったのは元カノだけだったね、結果 皆にちょっとだけかもだけど良い刺激を与えてたみたいだし、森君も前向きで、うん良かった。表紙のくわえタバコは役者の前島さんかな?2014.07.02
読了日:5月1日 著者:小野寺史宜