日々の記録

本と音楽好き主婦の日々のあれこれ・・・

10月に読んだ本☆

10月は22冊でした!

凄いね(❤ฺ→∀←)

マンガ本入れないでこの数は初めてです。

順調に本が読めてるのは生活が安定してるって事。

ありがたいです。

 

『まにまに』では声を出して大笑いさせてもらったし、『君の膵臓をたべたい』は予想外にも泣いてしまった。『ブックカフェを始めよう!』の後に『カフェ、はじめます』読んでたら娘ちゃんに「カフェはじめるんかい!」って言われた(笑)始めないよぉ~

ベストはやっぱり『羊と鋼の森』ですね、静かなんだけど音が聴こえるような不思議な感じでホントに素敵なお話でした(❀◕‿◕)♫♫♬ 

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では、長いので隠しますね。

 

 

 

 

ギリギリギリギリ感想
健ちゃんと瞳さんと静江さん。3人の特別な関係性。『ギリギリ』。あのシナリオを書かなかったら瞳さんと離れることはなかったのかな。シナリオはちょっとしたきっかけに過ぎなくていずれそれぞれの道へ進むことに変わりはなかったのかな。離れることでしか前に進めないって決断した瞳さんも健ちゃんも静江さんもみんな幸せになってほしいな。バカがつくくらいにやさしい健ちゃんのお陰でなんだか温かい読後感です。とってもよかった。2015.09.30
読了日:10月31日 著者:原田ひ香
県庁の星県庁の星感想
『県庁さん』こと野村聡は1年間の期限付きでスーパーに出向する公務員。何をするにも書類ありきの県庁での仕事とは違いマニュアルのないスーパーでの仕事に戸惑いながらもお店に馴染んでいき、成長する県庁さん。上級試験にパスした俺達が県を動かしてる!なんて自惚れてるから女に騙されるんだよ。鮮魚担当の『逆改ざん』にはプロ意識を感じました。2005.09.20
読了日:10月29日 著者:桂望実
きれいなシワの作り方~淑女の思春期病きれいなシワの作り方~淑女の思春期病感想
とっても読みやすいエッセイでした。うんうん分かる分かる、化粧品美容液のお値段とか 痩せないカラダとかね。。。特に『大人のパジャマ問題』みんなどんな格好でオヤスミなのかな~?2015.09.17
読了日:10月27日 著者:村田沙耶香
カフェ、はじめますカフェ、はじめます感想
ひょんな事から知り合いになった睦子さんのおうちに一目で心惹かれた和久井いさみ。その古いおうちが取り壊されるかもしれないと知り壊さないで欲しいの思いだけでおにぎりカフェを始める事に。今時のおしゃれな洋風カフェじゃなくて睦子さんとの想い出のおにぎりと糠漬のお店。いさみのキャラにぴったり。細々とでも続けていけたらいいね。2015.09.10
読了日:10月24日 著者:岸本葉子
佳代のキッチン (祥伝社文庫)佳代のキッチン (祥伝社文庫)感想
行方不明の両親のたどった道を追いながら その土地の水にこだわって移動販売車での調理屋を営む佳代。各地で出会う人との繋がりがあたたかくて良かったです。それにしてもボニーとクライドの身勝手さはちょっとどうかと思うな。文庫化されたこの表紙のイラストかわいいです。2013.07.30
読了日:10月23日 著者:原宏一
テルアビブの犬テルアビブの犬感想
両親を亡くし安じいと2人貧しい生活を送るツヨシ。夏祭りで賑わう神社でぐったりしていたシベリアンハスキーを見つけ『ソラ』と名付け一緒に暮らし始めた。勤勉で誠実なツヨシは 不平等な社会と闘って差別も貧富の差もない 自由で平等な本当の幸福を望んでいた少年だった。只貧しかっただけ。最後まで読んでから一番最初にあった引用文の『奥平剛士』誰だこれ?とググってみてこの作品に対する印象が全然違うものになりました。軽く衝撃、フランダースでも忠犬○公でもない深い何かを感じました。『天よ、我に仕事を与えよ』2015.09.10
読了日:10月22日 著者:小手鞠るい
羊と鋼の森羊と鋼の森感想
心に響く素敵な作品でした。『ラの音の鍵盤をポーンと強めに叩く。すると整えられた音はただの音から艶めき音色となり 真っ暗だった森の中に一筋の光を差し込む。風が吹き 木の葉の上の水滴がキラキラこぼれる。』こんなイメージが頭に浮かびました。心震える音。感覚でしかとらえることの出来ない音の世界、調律師として成長する誠実な外村の姿がとっても良かった。本当に素敵な作品 やさしさでいっぱいです。2015.09.15
読了日:10月21日 著者:宮下奈都
ブックカフェを始めよう!ブックカフェを始めよう!感想
お店を開くにあたっての経済本。『ブックカフェ』最近すごく良く聞くけど行った事がないんです。経営の事よりブックカフェの実例の方が興味深かった。ブックカフェに飽きて古本バーを始めた人、絵本でいっぱいのカフェ、古着も扱うカフェ、それぞれ特色があって素敵ですね。思い描く居心地の良い理想のカフェ・・・手作り雑貨と軽食と美味しい珈琲でのんびり。。。時々読書はお休みにしてアコースティックのライブとお酒で大人の時間。。。2015.09.13
読了日:10月18日 著者:河野真,長野一哲,荒井美名,楠元武久
ネオカル日和ネオカル日和感想
ドラえもん好きで有名な辻村さん。ドラえもんはもちろんパーマンポケモン、お気に入りの映画や本のお話など 辻村さんの『好き!』がいっぱい詰まった一冊です。おばあちゃんの味噌おにぎり美味しそうだな。。。2011.11.25
読了日:10月17日 著者:辻村深月
ごはんぐるりごはんぐるり感想
『まにまに』が面白かったので他のエッセイも・・・と思って手にした一冊。これは食に関するエッセイ。香川真司に笑いゼイナブでしんみりさせといての最後の書き下ろし短編『奴』これがもぅ最高傑作!奴、バナナの看護師、牛乳・・・声を出して大笑い。つまんない毎日が続いた時なんかにおすすめ。西加奈子さんホントに面白い。2013.04.20
読了日:10月17日 著者:西加奈子
ルパンの娘ルパンの娘感想
三雲家は泥棒一家で桜庭家は警察一家。奇想天外なストーリーと個性豊かなキャラクター。ちょっと有り得ない設定だけど読みやすいし楽しかった。勝手にMVPを選ぶとしたら渉、もとい ケビンですね。最後はなんだか気分爽快、面白かったです。2015.08.25
読了日:10月16日 著者:横関大
きのうの影踏み (幽BOOKS)きのうの影踏み (幽BOOKS)感想
ホラー短編集。多くがMei(冥)に掲載された作品です。物凄く不気味で怖いって訳じゃないんだけど じわじわ来る感じが辻村さんの上手さなんだろうな。『手紙の主』『だまだまマーク』が印象的。文字が大きいのですぐに読み終わっちゃいました。2015.09.30
読了日:10月14日 著者:辻村深月
君の膵臓をたべたい君の膵臓をたべたい感想
すみません、甘く見てました。余命わずかな彼女との日々、ありがちな涙涙のストーリー。奇抜なタイトルだけが興味の対象でしょ?と、まったく何様のつもりだと非難されても仕方のない位に酷い先入観をもって読み始めたのですが…本当に泣いてしまいました、ただ想像とは大分違う感じでしたが 簡単に涙がこぼれてしまいました。テンポの良い会話 周りの誰にも興味を持たなかった【秘密を知ってるクラスメイト】から志賀春樹に進化していく姿にまんまとやられました。ラストも前向きな明るい感じで とても良かったです。2015.06.21
読了日:10月13日 著者:住野よる
ワクチンX(エックス)ワクチンX(エックス)感想
面白かったです。桂望実さん読みやすくて大好きです。自分の事を一番良く分かっているのは自分自身、迷った時は鏡の自分に問いかけてみよう。過去じゃなくて未来を想像して・・・2015.09.10
読了日:10月12日 著者:桂望実
私情対談私情対談感想
雑誌の対談という形式で本音と建前、秘密や腹黒い本音がバンバンでてきます。俳優、作家、サッカー選手、バンドマン、ライター、探偵とみんな繋がって みんなで騙しあいです。軽くサックと読了。2015.06.30
読了日:10月11日 著者:藤崎翔
匿名者のためのスピカ匿名者のためのスピカ感想
恋人に監禁された過去を持つ館林景織子、彼女と付き合い始めた笠井修吾と同じ法科大学院に通う七澤拓は消えた景織子の後を追う・・・変な人勢ぞろい。変な親に育てられた子供は歪んじゃうし、その子だって将来親になったり司法の場で働く事もある訳で・・・親がダメなら太一さんみたいな親戚とか祖父母とかご近所さんとか愛を持って接してあげる人の存在が必要なんじゃないかと。話の中にスピッツの名前がでてきたんだけど、ちょっとイヤだった。2015.07.30
読了日:10月10日 著者:島本理生
ROCKIN’ON JAPAN Vol.458ROCKIN’ON JAPAN Vol.458感想
*【A】メンバー半生を語る、第2弾待ってます。*MONOEYS、楽しいって思えたらそれは正解。*健さん、なんとWANIMAのTシャツ着てる!
読了日:10月9日 著者:ロッキング・オン
まにまにまにまに感想
西加奈子さんのこのエッセイ、最高です!面白かったです。イラストも含め西さんの魅力が溢れまくってます。『どえらい失敗しても いつかそれを肴に酒を飲もう』ありがたい名言頂きました。あたしもニッと口角あげて生きていこう。2015.09.11
読了日:10月7日 著者:西加奈子
十七八より十七八より感想
【第58回群像新人賞受賞作】選考委員絶賛とあったけどあたしには難しかった、かなりの集中力が必要で体力消耗でした。少女・姉・姪・彼女という風にその場面によって変わるけど どの状況にあっても自分自身を持て余しているという印象でした。というか、物語そのものにはあまり重きを置いていないような…?『優雅にしかも堂々と休み、軽々と泳ぎ、生き生きと遊び、狡猾に潜み、懸命に格闘する』2015.08.26
読了日:10月5日 著者:乗代雄介
反人生反人生感想
4編からの短編集。『反人生』人生作りには興味がない、むしろ世界を作りたい。55歳荻原萩子の過ごす日々の反復はちょっと不思議な世界観。荻原萩子って名前がへんてこで良い。『T感覚』木綿の娘が絹子ってこれまたけったいな。『越境と逸脱』『社会に出ない』は男女の友情、微妙な距離感の描き方がなんだか読んでて切なかった。山崎君どこいったかな。2015.08.30
読了日:10月4日 著者:山崎ナオコーラ
砂の王宮砂の王宮感想
戦後始めた闇の薬屋は『策士索に溺れ』新婚旅行先でスーパー経営を思い付き一代にして大手スーパー誠実屋の経営に成功した塙太吉。順風満帆に出店を続ける裏にもやっぱりそれなりのあれやこれやがあったり、創業者の孤独感とか後継者問題とか読み応えがあって面白かったです。2015.07.10
読了日:10月3日 著者:楡周平
イン・ザ・ダークイン・ザ・ダーク感想
高級デリヘル嬢連続殺人事件。客室乗務員、大手商社勤務、老舗デパート受付嬢なんかが高級のカテゴリーらしい。犯行動機がいまいち弱かったかなという印象、もっとも連続殺人に至る心の持ちようなんて理解出来ないのが普通なんだろうけど・・・2015.07.30
読了日:10月1日 著者:前川裕